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ビブラート

ビブラート機能は、即開始するタイプと遅延開始するタイプがあります。

動作は発音する周波数からビブラート値を減算して高音にして発音、もとに戻して発音の2つの周波数を繰り返すものになり、滑らかな周波数変化をするものではありません。

コマンド

データ オフセット 内容
F0H +0 ビブラートオフ
(+0EH)
b0[音処理、直接式フラグ]=0
b2[ビブラートフラグ]=0
b3[ビブラート開始遅延フラグ]=0
b4[ビブラート揺らし中フラグ]=0
データ オフセット 内容
F1H +0 ビブラート設定
+1 b0 - b3: ビブラート深さ(1-15)
深さは(+1CH)[ビブラート深さ値]に保存
b4 - b7: ビブラート速度(1-15)
速度は(+1BH)[速度カウント値]に保存
データ オフセット 内容
F2H +0 ビブラート開始遅延設定
+1 遅延カウント値.(+1AH)[ビブラート開始遅延カウント値]に保存
0-255。(0は256相当)
データ オフセット 内容
F3H +0 ビブラート開始遅延オフ

サンプル

データ 意味
FEH 01H (+09H)を01Hにセットする。音名音長のデータ形式指定
E9H 0AH 基本音長10
EAH 0DH V13
D0H O6
F8H 05H 波形転送5番(sin波)
F1H 42H ビブラート深さ2。速度4クロック。
02H o6c 30クロック
FFH 曲データ終了

遅延設定

遅延設定はF1Hコマンドと並行して使用します。

データ 意味
FEH 01H (+09H)を01Hにセットする。音名音長のデータ形式指定
E9H 0AH 基本音長10
EAH 0DH V13
D0H O6
F8H 05H 波形転送5番(sin波)
F1H 42H ビブラート深さ2。速度4クロック
F2H 20H 遅延32クロック
05H o6c 60クロック
FFH 曲データ終了