主にMSX関係のコンテンツが置いてあります。

プレイヤー詳細

操作マニュアル

STOPキーを押すと、プレイヤーの操作マニュアルが表示されます。

操作マニュアル表示時は、左右でページ移動とESCキーで表示終了以外は操作できません。

各種コントロール

曲を再生しようとすると、画面下部の赤丸部分が表示されます。

画面下部では、各チャンネルのミュートや音量変更、ループ回数変更などを行います。

TABキーを押すことで、カーソルが出現し各設定を変更できるようになります。この時のカーソルの操作は、左右で項目移動、上下で値変更です。

もう一度TABキーを押すことでカーソルが消え、曲選択に戻ります。

音量値変更

数値はそのチャンネルのマスターボリュームを表し、15で何も変更せず演奏、14で音量値を-1して演奏という具合になっています。音量値が0-15でないものは、0-15の範囲相当になるように変化量を変更しています。

音源名のところで値を変更すると、その音源の全てのチャンネルに対しての操作ができます。

その他以下のような操作が可能です。

  • a…全チャンネル音量+1
  • s…全チャンネル音量-1
  • RETURN…全チャンネル音量15

ミュート

zキーは選択チャンネルのミュートです。内部的には音量を0にしているだけなので、FM音源ではかすかに音がでてしまう欠点はありますが、もう一度zキーを押すと瞬時に元の音量値に戻るので、打ち込み時のチェックには欠かせません。

その他チャンネル単位でのミュートも可能です。

  • x…PSGチャンネル全体
  • c…SCCチャンネル全体
  • v…OPLLチャンネル全体
  • b…OPL(Y8950)チャンネル全体(ADPCM含む)

ミュート操作はキーボード下段、左から揃えています。

ループ回数変更

曲がループになっている場合、デフォルトで2回ループするとフェードアウトして曲が終了します。

1から9まで指定でき、0にした場合は曲がループ終了しなくなります。

注意点としては、曲をループ終了しないように設定しようとループ回数を下げていった時、再生中のループ回数を下回った時点でフェードアウト処理が始まります。

フェードアウト中はチャンネルのミュート操作や音量操作ができなくなります。

バージョン制限変更

デフォルトではSDTのコンパイラバージョンとSCMDドライバのバージョンが異なると再生できませんが、ここの設定を丸に変更すると、そのチェックを行いません。データフォーマットの変更がない部分だけで演奏しているデータの場合、問題なく演奏することができますが、互換性の無いデータを再生したときにどんな誤動作を引き起こすかは不定です(大抵はハングします)。

演奏モード

上記の3つのマークは、演奏モードを表します。以下のキーで有効無効を切り替えます。

  • q…リピート。曲が終了したらもう一度頭から再生します。連続再生だと、リストの最初の曲に戻ります。
  • w…連続再生。曲が終了したら、曲リスト上の次の曲へ移ります。次の曲がなければ何もしません。このモードはリピートと組み合わせることができます。
  • e…ランダム再生。再生が終わると曲リストの中からランダムで選択して再生します。他のモードと同時に使用できません。

モード切替用のキーは、キーボード上段、左から揃えています。

その他

f…曲名表示、ファイル名表示切り替え

曲の打ち込み中などは、曲タイトルは同じでも異なるファイルが多数という状況が発生したりします。そんな時のためのファイル名表示です。

SHIFT…再生中の曲を停止します。

INS…選択曲の順番を一つ上げます。

DEL…選択曲の順番を一つ下げます。

F1…DIRファイル再読み込み。プレイヤーではディスクを交換して違う曲ファイルを読み込むことができますが、DIRファイルを読み込まないと曲リストが更新されません。ディスク入れ替え時に使用します。

F5…各チャンネルの音量値、ループ回数、バージョン制限、曲順をDIRファイルに保存します。

@…新規DIRファイル作成にも使用しますが、後からSDTファイルを追加した時のDIRファイル追記にも使用します。しかし、一度記録した曲を削除することはできないので、必要な時はDIRファイル自体を削除して再作成する必要があります。

F2…中速早送り

F3…高速早送り

F4…画面ON、OFF切り替え

SELECT…同じ曲を再生する時、通常はディスクを読みませんが、強制的にディスクから再読み込みし、再生します。

ESC…プレイヤー内マニュアルを抜ける他、プレイヤーを終了します。プレイヤー終了時には確認メッセージが出力されます。

blueMSX使用時について

これは環境によるものなのかもしれませんが(使用したバージョンは2.8.3)、ウィンドウのフォーカスを失って、再びアクティブにした時、キー入力を受け付けなくなる状態が発生することがあり、回避策としてジョイスティックに対応しました。トリガがスペースキーとSHIFTキーに対応しています(再生と停止)。

その後、キー入力を受け付けなくなるのはバグらしいという情報もどこかで見かけましたが、キーコンフィグのキーボードを見ていると、CAPSキーが常に押下された状態になっています。これを適当な別のキーに割り当てたところ、押下されっぱなしの状態は回避でき、結果、キー入力不可という状態も回避できるようになりました。

キー入力が効かない現象が発生した時には試してみると良いかもしれません。

また、プレイヤーで使用するキーは日本版のMSXのキー配置のものです。BIOSを介さずにI/Oからキー状態を直接読み込んでいるので、海外のキー配列の場合同じ@キーを入力しても反応しないはずです。