ダイレクトモード
SCMDにはプレイヤーを起動して演奏するプレイヤーモードと、プレイヤーを起動しないダイレクトモードがあります。

ダイレクトモードでの起動はsc ファイル名。演奏中はスペースキーのリプレイと、ESCキーの終了のみが有効です。
turboR専用のSCMD2ではめったに出ませんが、ドライバの処理が1クロック以内に終わらないと過負荷の表示として文字色が灰色になります。
1クロック以内で終了すると文字色は元に戻るので、過負荷になった瞬間を確認することができます。
SCMDには過負荷になった分帳尻を合わせるために次のクロックで処理を挽回する機能があるので、過負荷で即テンポ落ちになるということではありませんが、連続的に過負荷が発生すればテンポ落ちにはなります。

ESCキーを押して終了すると4桁の数値が表示されます。
これは演奏中の最大負荷を表示するもので、1クロック分の処理中に最大何回割り込みが入ったかを表示しています。
1割込みで一つカウントされ、6回の割り込みで1クロックの時間になるので0005以下の場合、1クロック中に処理が終了していることを表します。