ブックビューア(2) 画面説明
画面説明

(1)メニュー

本棚ファイルに関する操作ができます。
本棚の本体は本棚ファイル(拡張子bsf)です。このファイルに、登録した本の情報全て(本の配置、階層、本のパス、本の栞、開いているページ等)が格納されています。
ツールメニューのキャッシュチェックの対象になるように、本棚ファイルは実行ファイルと同じディレクトリに置いて下さい。
※基本的には1つのキャッシュディレクトリを複数の本棚ファイルで使用する運用を想定しています。

栞ウィンドウ系の表示と画像情報ウィンドウの表示です。本閲覧時でないと開きません。栞と目次に関しては別途解説します。
画像情報は表示しているページのファイル情報になります。フォーマットはブックビューア内部で認識しているものでファイルのものではありません。デバッグ用です。

(2)本棚及び本の名前表示


本棚表示のときは[]に本棚ファイル名、本の表示時は[]に本の名前が表示されます。
本棚名にアスタリスクが付いているときは、本棚に変更があって未保存であることを表しています。
ファイルメニューの上書き保存で手動保存できる他、ブックビューアの終了時、本の登録時や削除時にも自動保存されます。
(3)ツールボタン

本棚表示モードと本閲覧モードを切り替えます。

本の表示で、単ページ表示と見開き表示を切り替えます。

本の開き方向、左開きと右開きを切り替えます。

今表示しているページを画面にピッタリ収まるように、拡大縮小と位置調整を行います。この動作は新しいページを表示する度に実行されています。


左ページ、右ページを別ウィンドウで表示します。単ページ表示では左ページのボタンを使用します。

参照ページを表示しておくのに便利な機能です。


左ページ、右ページを栞に登録・削除します。栞に登録していないページは登録、登録済みのページは登録削除になります。登録時は高音、削除時は低音が効果音として鳴ります。
詳細はこちら。

ページ情報編集ウィンドウを表示します。詳細はこちら。


左ページ、右ページを目次に登録・削除します。
詳細はこちら。

本の表紙を表示する、しないを切り替えます。基本的には表示するで使用しますが見開き2ページだけのものなどを閲覧する時は表示しないにします。
最初の画像ファイルが表示されないのではなく、見開き表示時に表示開始するページの位置が変わる機能です。
(4)ページスライダ

ページのナビゲートを行うスライダです。
目盛りがページの刻みを表し、左開きは左端から、右開きは右端からページの開始になります。
黄緑色の縦棒(太)が現在の表示ページ位置を表し、黄色い横軸の部分は画像ファイルの読み込み済みを表します。

スライダの上をマウスオーバーすることで、ページのキャッシュ画像がポップアップします。紫の縦棒がそのページのポインタとなります。
キャッシュなので細かい部分は読めませんが、読み込んでいないページでも高速に表示されます。
左クリックで紫のポインタのページへジャンプします。

キーボード操作でもキャッシュ画像をポップアップさせることができます。
ALTキーを押しながらカーソルキーの左右で紫のポインタとポップアップが出現します。 ポップアップはそのままでは消えないので、ポップアップを表示したまま表示ページの移動も可能です。ポップアップはESCキーでキャンセル、エンターキーでそのページにジャンプします。
マウスオーバーしたままでキー操作すると、ポインタをそれぞれ奪い合って上手く動作しないのでその点は注意が必要です。
(5)テキストエリア
テキストエリアには、動作メッセージが左側に表示される他、本閲覧時はページ情報が表示されます。

ページ情報を設定すると、表示している本のページと一致させることができ、部、章の情報も表示することができます。
閲覧モード時の画像操作

閲覧モードでは表示した画像の拡大縮小、移動が行えます。
マウスの左ボタンを押しながら上下左右で画像移動、右ボタンを押しながら上移動で拡大、下移動で縮小です。
デフォルトでは一定以上拡大したとき、ピクセルにグリッド線が入りますがgキーでオン・オフを行えます。
閲覧モード時のファイルのドロップ
本を登録してから閲覧するのが通常の手順ですが、オマケ機能として登録なし・キャッシュ作成なしで画像を表示することも一応可能です。
やり方は閲覧モード時に画像ファイルをドラッグ&ドロップします(本棚表示時は単に本の登録になるので)。
最初にドラッグしているファイルの数が1つであることと、そのファイルの拡張子が対応していることがチェックされます。
そしてファイルがドロップされるとそのファイルと同じディレクトリ内の画像ファイルを集めてソートします。
ファイル数が多かったり大きな画像ファイルがあったりすると時間がかかります(ESCキーで途中キャンセル可)。
リスト化された画像ファイルの中にドロップした最初の画像があればそれを表示し、無ければリストの最初の画像を表示する処理になっています。
複数の画像ファイル表示は同じディレクトリ内を想定しているのでこのような処理になっています。画像ビューアとして使うには不便すぎるのであくまでもオマケです。
またこの方法で画像表示した場合、単ページ表示に切り替わります。この後、本を開いたときもそのままなので必要があれば手動で戻して下さい。
ブックビューア(3) ページ情報編集へ続きます。