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特殊定義

all_tempo

使用場所
定義
書式
all_tempo=[テンポ数]
all_tempo=[182]
解説

通常テンポ設定はtコマンドを使用しますが、全チャンネルにいちいちt120等と書くのは面倒で修正も大変です。

この定義を使えば全チャンネルのテンポを一括指定できます。

テンポ数は30から225。

この定義は1行で記述し、シーケンスデータが始まるまでに記述する必要があります。一度のみ使用可能です。tempotype定義の前に記述することはできません。

tempotype

使用場所
定義
書式
tempotype=[音長算出指定文字列]
tempotype=["calculation"]
解説

音長算出方法を指定します。

音長算出指定文字列には"table""calculation"があり、デフォルトでは"table"が選択されています。

精度が良いのは"calculation"なので、通常はそちらを指定して下さい。"table"は過去の互換性のためだけに残されています。

この定義は1行で記述し、シーケンスデータが始まる前に記述し、all_tempoの前に記述する必要があります。

1度しか使用できません。

@include

使用場所
定義
書式
@include=["ファイル名"]
@include=["source2.txt"]
解説

別ファイルをインクルードします。

インクルードするファイルは定義しか記述できません。また、インクルードファイルで@includeコマンドは使用できません。ファイルの検索場所はソースファイルと同じ場所です。余り使用する機会は無いかもしれません。

@title

使用場所
定義
書式
@title=["タイトル名"]
解説

曲情報のうち、タイトル名を設定します。全角半角問わず32字以内です。タブ、改行は使用できません。プレイヤーモードで演奏したときに表示されます。第2水準までの漢字が使用可能です。

@author

使用場所
定義
書式
@author=["製作者名"]
@author=["めが"]
解説

曲情報のうち、制作者名を設定します。全角半角問わず15字以内です。タブ、改行は使用できません。プレイヤーモードで演奏したときに表示されます。第2水準までの漢字が使用可能です。

@original

使用場所
定義
書式
@original=["原曲名"]
解説

曲情報のうち、原曲名を設定します。全角半角問わず15字以内です。タブ、改行は使用できません(ゲームの曲ならメーカー名などの方が良いかもしれません)。

プレイヤーモードで演奏したときに表示されます。第2水準までの漢字が使用可能です。

@comment

使用場所
定義
書式
@comment=["コメント"]
解説

曲情報のうち、コメントを設定します。全角半角問わず96字以内です。タブ、改行は使用できません。プレイヤーモードで演奏したときに32x3行で表示されます。第2水準までの漢字が使用可能です。

@pcmdir

使用場所
定義
書式
@pcmdir=["PCMサブディレクトリ名"]
@pcmdir=["pcmsub"]
解説

PCMファイルを検索するディレクトリを追加します。

コンパイラで設定されているPCMフォルダの中にある必要があり、このコマンドで追加したフォルダを先に検索します。複数のソースファイルを扱う時に混ざらないように、PCMデータを扱う際にはこのコマンドを使用することを推奨します。

@infose

使用場所
定義
書式
@infose=[@se定義名]
@infose=["bass"]
解説

@seの定義内容を表示します。

@infoと同じくデバッグ用コマンドですが、@infoとは違いこちらは定義エリアに記述します。

コンパイラがこのコマンドを実行した時点で、対象となる@seは登録されている必要があります。