定義 - PCM
@w
(v2.2.0まで)
(v2.3.0以降)
@w"loop"=["test2.wav"1 300]
v2.3.0以降
@w"oneshot2"=["test1.wav"0 1]
@w"loop2"=["test2.wav"1 300 0]
SCCPCMを定義します。ファイルフォーマットはwindowsのwav形式で、サンプリング周波数11151Hzで8ビットモノラルの物が使用できます。
ループフラグは0〜1で
- 0=ワンショット
- 1=ループ
となり、ループタイプにするとループポイントも指定する必要があります。単位はバイトで、300とするとPCMを最後まで再生したら300バイト目から再生が続きます。
定義されたPCMは音階o8bに割り当てられます。
v2.3.0以降受け付けるフォーマットがwav形式の16ビットモノラルも追加され、サンプリング周波数が任意のものでも使えるようになりました。
サンプリング周波数変換フラグは0~1で
- 0=変換しない
- 1=11151Hzに変換する
となります。変換は簡易的なので、高音質で変換したい場合はv2.2.0までと同様に他のツールで変換する必要があります。
最後の引数がサンプリング周波数変換フラグとなり、省略も可能で省略した場合はv2.2.0の書式と同じになりサンプリング周波数変換は行いません。v2.2.0のMMLがそのまま使用可能です。
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ADPCMを定義します。ファイルフォーマットはwindowsのwav形式でモノラル、符号付き16ビット若しくは符号無し8ビットを読み込めます。
MSX-AUDIOのADPCMメモリは最大256KBですので、256KBを超えるとコンパイラはエラーを出します。AUDIO実機のメモリは32KBですから、それを超えるデータは、実機で再生できない可能性が高まります。
AUDIO非搭載でAUDIOを演奏するデータの演奏は(AUDIO部を無視することで)可能ですが、 AUDIO搭載時、データに対してADPCMメモリが足りない場合はエラーが出て演奏できません。
ADPCMデータはSDTファイルとは別に作られ、演奏時は両方必要です。MMLの音階に割り当てられたサンプリング周波数で再生しますので、それを考慮に入れてサンプリング周波数を決めます。
SCCPCMと違い、ループすることはできません。